エンジン総排気量 | 398cc |
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キャブレター | ZXR400R |
エキゾースト システム |
ビート |
ラジエター | ZXR400R |
オイルクーラー | ZXR400R |
ホイール | (F)RS250 3.00-17 (R)RS250 4.50-17 |
タイヤ | (F)ピレリ ディアブロスーパーコルサ 120/70-17 (R)ピレリ ディアブロスーパーコルサ 160/60-17 |
Fブレーキ | キャリパー:ブレンボ4ポット マスター:ブレンボ ラジアルポンプ |
Rブレーキ | キャリパー:ニッシン2ポット(TZ250用) マスター:ニッシン |
Fフォーク | ZXR400 |
ブラケット | ZXR400 |
Rショック | ZXR400 |
スイングアーム | ZXR400 |
ステップ | ビート |
etc. |
当社ではZ1000Rなどの旧車系カスタムが中心ですが、筑波ロードレース選手権やテイスト・オブ・ツクバ(以下=TOT)などにも積極的に参戦しています。その当社がTOTに参戦し、今年11月にZERO4クラスで優勝を飾ったのがこのZX-4です。
もともとこの車両の原型はZXR400。筑波ロードレースに参戦しているKLX650と同時に遊べるように製作していました。ところが3月11日に東日本大震災が発生し、翌日12日の筑波ロードレースが中止となりました。その後TOTは開催すると話を聞き、急きょZX-4を入手。ZXR400からフレーム以外のパーツをフル移植する突貫工事の末、この車両ができあがったのです。
もちろんというべきですが、400cc以下のレーサーレプリカ/スポーツモデル戦国時代に登場したZXR400とZX-4だけに、数年違えば基本設計そのものも一新されるため互換性があるわけではありません。そのため現物合わせでの、かなり強引な移植作業も多々ありますが、パーツの性能を引き出すのはセットアップの腕しだい。当社の豊富な知識と技術によって11年春にはいきなり2位、11年秋も練習時には1分03秒をマークして優勝を飾るパフォーマンスを見せ付けたのです。
ところでこの車両は当社で販売中(ブレーキとホイール別)。興味がある方はぜひ当社へ。