エンジン総排気量 | 1,105cc |
---|---|
ピストン | ワイセコφ73mm |
カムシャフト | ヨシムラST-1 |
キャブレター | ケーヒンFCRφ37mm |
エキゾースト システム |
モリワキ |
電装系 | ASウオタニ SPⅡ |
オイルクーラー | アールズ |
ホイール | (F)PMC ソード 2.75-18 (R)PMC ソード 4.25-18 |
タイヤ | (F)ダンロップ ロードスマート 110/80-18 (R)ダンロップ ロードスマート 150/60-18 |
Fブレーキ | キャリパー:APレーシング CP2696 ローター:PMCφ320㎜ マスター:ニッシン ラジアルポンプ |
Rブレーキ | キャリパー:APレーシング CP2696 ローター:PMCφ250mm |
Fフォーク | カヤバ |
Rショック | オーリンズ |
スイングアーム | PMC |
etc. |
製造から30年以上が経過し、車体のどこかに何かしらのトラブルを抱えていることも少なくないZシリーズ。これから車両を購入しようという場合は経年劣化によるトラブルも念頭に置き、一度しっかりと整備されたモノか、各部を交換することを前提としたベース車両として購入するかを考える必要があります。どちらを選んでも費用はかかりますが、この車両は後者のパターンとして購入されたモノです。当社で“とりあえず走れる車両”を入手し、カスタムを楽しみつつ3年の歳月をかけて各部に手を加え、ここまで仕上げてきました。
ポイントは“リーズナブルかつ当時風の雰囲気”を求めてPMC製のパーツを多用している点です。まず楽しく走れるようにホイール交換やブレーキまわりなど足まわりをリファイン。その後エンジンに手を入れ、あわせてキャブレターも変更。さらに強化されたエンジンを活かすために電装系を見直しています。
そして、オーナーの好みということでブラックのパーツを多数使用し、落ち着いた雰囲気に仕上げています。さらにカラーラインナップに黒がないモノはアルマイトをかけてカラーを合わせるという徹底ぶり。今後はキャブレターのスピゴットや各種ステー、ステップなどもブラックアウトする予定だそうです。
オーナーの要望を受け入れつつ、予算やライフスタイルを考慮して最適なプランでカスタム車両を提案させていただきます。徐々に作り上げることで、経済的に無理をすることなくカスタムを楽しむことができるのです。