エンジン総排気量 | 916㏄ |
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ピストン | 純正0.5㎜オーバーサイズ |
キャブレター | ヨシムラVMφ29㎜ ファンネル:トップエンド |
エキゾースト システム |
ビート |
電装系 | ASウオタニSPII |
オイルクーラー | ロックハート |
ホイール | (F)ビート 2.50-19 (R)ビート 3.00-18 |
タイヤ | (F)ダンロップ TT100GP 4.10-19 (R)ダンロップ TT100 130/90-18 |
Fブレーキ | ローター:純正ダブルディスク |
Rショック | コニー |
ハンドルバー | メーカー不明 |
シート | PMC |
ステップ | PMC |
スプロケットカバー | ビート |
エンジンカバー | キジマ |
etc. |
70年代のカスタムを意識したこのZ1は、オーナーがこだわって選んだパーツをふんだんに採用して完成されました。たとえばノーマルに比べてよりアップポジションとなったハンドルバー、ビート製アルフィンサイドカバーとスプロケットカバー、キャストホイールなどが挙げられます。しかし、これらは単に装着しているだけでなく、マシンやパーツが持つ本来のパフォーマンスを発揮すべくしっかりと手が加えています。
とくに、コニーのリヤショックやミクニ製VMφ29㎜キャブレターをはじめ、現在では廃番となっており新品の入手が困難となっている当時モノのパーツに関しては、そのまま使用した場合、それらが性能をしっかりと発揮できるかどうか不安が残ってしまいます。そのため弊社がオーバーホールを行ない、低下した性能を適正な状態に戻したうえで装着しているのも重要なポイントです。また、安心して乗り続けられるようにエンジンはフルオーバーホールを行ないつつ、電装系にASウオタニSPIIを採用することでリフレッシュと適正な点火時期を獲得し、さらなるエンジンパフォーマンスの発揮を図っています。
カスタムをするしないにかかわらず、マシンやパーツが本来の性能を発揮しなければ本当の意味でバイクライフを楽しめるとはいい難いと思います。見て楽しむだけではなく、古いからといってあきらめずにしっかりと手を加えてパフォーマンスを引き出し、乗って楽しめるからこそバイクライフを満喫できるのです。