エンジン総排気量 | 1,012cc |
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ピストン | 純正0.5mmオーバーサイズ |
キャブレター | ミクニTMRφ36mm |
エキゾースト システム |
トップエンド |
電装系 | ASウオタニSPII |
オイルクーラー | アールズ13段 |
ホイール | (F)PMC ソード 2.75-18 (R)PMC ソード 4.25-18 |
タイヤ | (F)ブリヂストン BT-012 110/70-18 (R)ブリヂストン BT-012 150/70-18 |
Fブレーキ | キャリパー:APレーシング CP2696 ローター:PMCφ330㎜ |
Rブレーキ | キャリパー:APレーシング CP2696 |
Fフォーク | JBパワー・カヤバ |
ブラケット | アンダー:トップエンド |
Rショック | オーリンズ |
スイングアーム | PMC S1タイプ |
ステップ | PMC S1タイプ |
etc. |
弊社の色ではなくて、オーナーの色。オーナーが『コレがいい』とおっしゃるのでしたら、それできちんと走れるように仕上げます。
このバイクなら“こうしなければならない”というような押し付けではなく、ユーザーの夢をかなえるのが、弊社の仕事と考えているのです。
このZ1000Rは、S1スタイルですが、昔のパーツにこだわるのではなく、性能と見た目のバランスを両立させて作られています。キャブレターにはめずらしくCRではなくTMRをチョイス。CRは旧車に合うフォルムで選ばれますが、やはり最新キャブレターであるTMRやFCRの性能は段違いで、乗ってすぐにその性能を体感できます。このマシンのオーナーも鋭い吹け上がりでまるで別物のエンジン特性に驚きました。
ユーザーのオーダーに応えるとはいえ、数多くのZ1000Rと接してきた弊社ならではのノウハウは各所に光ります。たとえばエンジン前部のマウントをリジット化するのは剛性アップのために取られる手法ですが、弊社では後部のマウントもリジット化しています。それは、どうしてもチェーンに引かれる構造なので、ラバーマウントのままだとクランクケースをとめているボルトが曲がってしまうからで、トラブル防止のためにリジット化しています。
このように独自のノウハウを織り込みつつ、オーナーの理想を最適な状態で具現化することを最優先にしているのです。