エンジン総排気量 | 1,123cc |
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ピストン | ワイセコφ72mm |
キャブレター | ヨシムラTMR-MJNφ38mm |
エキゾースト システム |
オートマジック 中間パイプ:トップエンド ワンオフ サイレンサー:ナイトロレーシング |
電装系 | ASウオタニSPII |
ホイール | JBパワー マグ鍛 JB3 |
タイヤ | ダンロップ GPRα-11 |
Fブレーキ | キャリパー:APレーシング CP3369 ローター:トップエンド ワンオフ マスター:ニッシン ラジアルポンプ |
Rブレーキ | キャリパー:APレーシング CP3696 |
Fフォーク | オーリンズ(XJR1300用) |
ブラケット | ウイリー |
Rショック | オーリンズ |
スイングアーム | ウイリー |
フレーム補強 | 2ヶ所 |
etc. |
それまでZ1000Rに乗っていたオーナーが、たまたま弊社に遊びに来たところ、このノーマル状態のCB1100Rが売りに出していました。値段も比較的安く、程度もよかったことから、オーナーがスイッチを決意。今から7年ほど前の話でした。以降、現行車にせまるパフォーマンスを植え付けるため、弊社で作業を進めて現在のカタチにたどり着きました。
CB1100Rは生産台数が少ないこともあってか、通常は空冷Zのように専用パーツやノウハウが多くある車両ではありません。しかし、弊社独自のノウハウと技術により、進化をとげています。
2年ほど前にオーナーが転倒し、クランクケースにダメージを負っていました。それでも乗り続けたいと希望していたので、中古エンジンを購入して使えるパーツを移植。同時に長く乗り続けたいとのことなのでSOHCエンジニアリングに依頼してシリンダーにメッキをほどこしてもらっています。さらに、各部のバランス取りや社外ピストンを組み込みパフォーマンスも向上させています。
それ以外にも足まわりには現代の高性能アフターパーツをおごりパフォーマンスアップを果たしています。ただし、これらは単に車体に装着すればいいものではありません。ディメンションなどをはじめとする各部のバランスを取る必要があります。そこにはやはりこれまで数多くの車両を手がけてきたノウハウがあるからこそ、最短距離を迷うことなく突き進み、しっかりと走る車両に仕上がっています。